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アムステルダムから北東へ行ったところがスタップホスト・ラウフェーン村です。
夏には、そのほとんどの農家が古いにもかかわらず美しく、
非常によく手入れされて牧歌的なシーンをかもし出しています。
この村は帯状発展の典型的な例で、
その農家が中心を通る道の両脇に規則正しく並んでいるのです。
村への訪問者たちを最初に驚かせるのは、
鮮やかな緑やライトブルー、白などで、窓枠、ドア、フェンス、ミルク棚など、
塗ることのできるものがすべてペイントされていることです。
女性たちは16世紀とほとんど同じく、スカート、ヴェスト、胸飾り、スカーフ、エプロン、
そして帽子を赤、青、黄、緑、白の色鮮やかな衣装に身を包んでいるのです。
これら衣装にも見られる、この村独特の装飾技法が「スタップホスト・スティップウェルク」(Staphorster Stipwerk)です。
普通、この技法は黒いサテン布地に施され、主に衣装の帽子と胸飾りに使われていました。
今では布小物のほか、木製品や陶器など自由に用いられています。 |
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